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常光寺について
法蔵寺
臨済宗南禅寺派とは

大覚山   寛延元年(1748年)土佐の長宗我部氏の子孫である好山和尚により曹洞宗のお寺として開山する。本尊は聖観世音菩薩。好山和尚は土佐(高知県)の真如寺(土佐藩主山内家の菩提寺)において薙髪、遊方した後摂州の天桂禅師に従い嗣法する。当寺はその山内家の祈願寺として建立されたゆかりで、現在でも山内家藩主8代豊敷(とよのぶ)9代豊雍(とよちか)のお位牌が当寺にお祀りされている。  また、本堂前にある「大覚山」の扁額は、好山和尚の筆によるものである。

   また、当寺への道はその昔、聖徳太子が通ったとも言われ、現在でもそのゆかりで大道と呼ばれている。
〜神霊泉の不思議〜
境内は干ばつに見舞われ、水が枯渇する時代がありました。当寺二世益州和尚の時和尚水が出るようにと祈ること7年、或る晩、龍神が夢の中に現れ山中の壱所を託す。その場所掘ること2町余り。1つの水脈にあたり、滝のように霊泉が湧出し当時の村人は大変喜びました。それ以来不思議な縁起をもつ水脈は神霊泉とよばれています。

境内にある古墳の写真

法蔵寺境内の古墳(横穴式古墳)は、大森貝塚の調査で有名なエドワード・S・モース(1838年〜1925年)がこの地を実際に訪れ、スケッチ画を残しています。また、彼の残した著書「日本におけるドルメン」で、このあたりの古墳群を調査したことを記しています。

法蔵寺に伝わる絵画の写真